合成洗剤の成分

現在、お使いの石鹸やボディソープ、頭髪用シャンプー等 の容器に書かれている成分を、よく注意して見てみましょう。

「水、アルキルリン酸K、ラウレス硫酸Na、デシルグルコシド、 エタノール、カプリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリコール、 ラウラミドプロピルベタイン、ポリクオタニウム−39、 ラウリン酸ポリグリセリル−10、コカミドMEA、PG、 安息香酸Na、メチルパラベン、EDTA−3Na、BHT、 水酸化Na、香料、赤106、赤504」

これは、テレビのCM等で有名な大手日用品メーカーのボディソープ の容器に記載されている成分表示です。

本来、天然の石鹸は
・天然の油脂(大豆・オリーブ・椿など)
・アルカリ(苛性ナトリウムまたは苛性カリウム)
・水
の3つの成分で作るにもかかわらず、このボディソープには、 これだけの多くの化学合成物質が加えられているのです。

1980年、厚生省(当時)は、 化粧品の成分約2000種の中から、過去に発ガンやアレルギー、 皮膚への刺激等が確認された「安全上問題とされる成分」をリストアップし、 その中から102種を「表示指定成分」として、薬事法によって、 各メーカーに表示を義務づけました。

その結果、石鹸メーカーは自社の商品に「表示指定成分 (過去に発ガンやアレルギー、皮膚への刺激等が確認された安全上問題とされる成分)」が 含まれている場合は、容器に明記しなければならなくなりました。言い換えれば、 一般の消費者はその「表示指定成分」にさへ 注意を払っていれば良かった時代でした。

ところが、既に欧米ではすべての成分表示することが義務付けられていたのです。 国際標準化の波を受けて、日本でも2001年に法律が改正され、「すべての 成分を表示すること(全成分表示)」が義務づけられました。

石鹸に含まれる全ての成分を表示するわけですから、一見、 一般の消費者には有利に思われますが、上述の例の通り、 たくさんの成分を難解な化学名で列記すると、 どの成分が人体に有害の恐れのあるものなのか、むしろ、わかりづらく なってしまったのです。また、メーカー側も、表示さへしていれば、 メーカーにとって都合のよい原料を何でも使うことができるという 風潮が蔓延する様になりました。

それは、消費者が「自分自身の責任で危険性を判断し、安全な石鹸を 選ばなければならなくなった」ことを意味します。

これらの化学合成物質の中には、明らかに危険性の高いものが 多く含まれています。 例えば、以下の化合物は発ガン、発アレルギー、皮膚への刺激等への 危険性の高い化学物質として、一般によく知られています。
・ラウリル硫酸Na(ナトリウム)
・PG(プロピレングリコール)
・エデト酸塩
・安息香酸Na
・タール色素(青色○号、赤色○号、黄色○号)など

海綿屋本舗 トップページへ戻る